自分で勉強して得点できる力(2013/6/30)
先日、中学のときに教えていたお子さん(高校合格後は教えていません)のお母様からご連絡をいただきました。高校に入ってからも良い成績が取れていると。以前教えていたお子さんからの連絡はうれしいものですね。
私は高校に入ってからも成績が伸びるように教えたいと思っています。どこかでも書いたと思うのですが、 私の授業では、中学生でも高校生でも自分でテキストを読んで問題を解いてもらいます。私が最初から教えたほうが早いのですが、「自分で勉強して得点できる力を身につける」ことのほうが、長い目で見れば大切だと思うからです。 教えてもらうことに慣れているお子さんだと最初はとまどうようですけどね。 高校に入れば、科目数も内容量も多くなります。教えてもらうのを口をポカンと空けて待っているだけのお子さんはすぐに成績が落ちてしまいます。高校生を教えると、予備校の授業をたくさん受講して安心しているお子さんがいますが、 概して成績は良くありません。授業をただ聞くだけでは不十分で、本人が能動的に勉強しなければ成績は上がらないのですよね。勉強するかどうかはお子さんたちの意思次第ですが、 少なくとも、彼らが勉強しようと決意したときには、努力が結果に結びつくような勉強方法を身につけてもらいたいと思っています。勉強したのに点数に反映されないというのは悲しいですからね。努力は正しい方向でなされなければ結果に結びつきません。
内容面でも、高校に入ってからしばらくは困らないように先手を打っています。高校に入って最初の難所は、英語が五文型の見分け、数学が因数分解の応用です。ですから、中学の間に高校内容まで踏み込んで教えています。高校に入って最初のテストがうまくいけば勢いがつきますよね。何事も最初が肝心ですから。 私の授業にちゃんと取り組んでくれたお子さんへの「プレゼント」です。 教え子から連絡をもらうと、中学の時にしっかりと取り組んでいた子は、高校でも良い成績が取れているようです。悪い成績だと連絡がこないだけかもしれませんが(笑)。今年は中学からの持ち上がりは高1の女の子だけですが、中間テストで数学Ⅰが96点でした。英語の点数も良かったようです。彼女の努力が点数にきちんと反映されていますよね。
汗ばむ季節になりました。今年も夏期講習をします。私の場合、夏期講習といっても通常の授業と変わらないのですけどね。外部生向けにPRしますと、夏休みは2学期の内容を先取りして教えます。たとえば、中学生で平均以上の学力があるお子さんでしたら、週2~3回頂ければ2学期の内容を夏休み中にほぼ終えますので、余裕をもって2学期以降の勉強を進めることができます。夏期講習のご案内をまた掲載します。