努力は必ず実を結ぶ(2011/03/23)

昨日、愛知県の公立高校入試の結果発表でした。 全員が第一志望合格とはいきませんでした。 そのお子さんにとっては一度しかない高校受験です。やはり全員を第一志望に合格させたかった、自分の力のなさを 感じます。

当たり前のことですが、入試では合格基準が80点とすると79点は不合格です。たった1点ですが、入試では合否がはっきりと分かれます。 たった1点ですが、この間には高い壁があります。この壁を乗り越えるだけの精神力、気力がいかに大切であるか、今年度の受験を通して私自身も痛感させられました。

直前の模試で合格可能性20%のどん底からすべての学校に合格した女の子がいます。 彼女は、夏休み以降にものすごい追い上げを見せました。定期テストで90点台を何度も取っていましたが、なかなか通知表で5がもらえず苦しんだ時期もありました。最後まであきらめず、ついに大きな花を咲かせました。同じような成績を取っていたお子さんの中にも、合格した子もいれば、 落ちてしまった子もいます。彼らの間に実力差がほとんどないことは、普段教えている私が一番良く知っています。入試直前は、今まで勉強に興味を示さなかったお子さんも、必死で私の説明を ノートに書いていました。どのお子さんも頑張っていました。 落ちてしまったのは、ただ少しスタートが遅かっただけ、最後の追い込みが 間に合わなかっただけです。 走り続ければ、努力はいつか必ず実を結びます。必ず。

失敗したところでやめてしまうから失敗になる。

成功するところまで続ければ、それは成功になる。  松下幸之助

臥薪嘗胆、捲土重来、この経験を今後に生かして欲しいと切に願っています。

このページの先頭へ