夏期講習を振り返って(2010/09/05)

夏期講習が終わりました。今年は多くの方にお申し込みをいただいて、私も1日中授業に明け暮れていました。とても有難いことだと感謝しています。

中には、ひさしぶりに伺うお宅もあって、懐かしい気持ちになりました。ひさしぶりに、と言っても、ほんの4カ月ぶりなのですけどね。今年の3月まで教えていたお子さんの弟さんなのですが、夏休みの間だけ教えました。彼は、宿題を1回も忘れることなく、授業中のテストもすべて80点以上、自テ(間違えた問題を自分でテストする) にも熱心に取り組んでくれました。

今回の夏休みでちょうど丸3年教えているお子さんがいます。(有難いことに今も教えています。)以前にこのホームページでもご紹介したお子さんですが、今は彼は高1です。 高校に入ってから、私は彼に宿題を出していません。学校からたくさんの宿題が出るので、それをこなすだけで精一杯というのもありますが、それだけの量の宿題を彼がちゃんとこなしているので、私は見守るだけという感じです。夏休みも学校から多くの宿題が出ていましたが、彼は自分で計画を立ててやっていました。英語も教科書をきちんと和訳してそれをノートに書いていきますし、数学も間違えた問題をやり直しをしています。大変そうですが、辛そうな感じはありません。彼は中学のときから英文は全訳をノートに書いています。数学も間違えた問題は解き直しをしています。体の体質がそうなっている、習慣になっているという感じですね。数学の教科書傍用問題集のB問題あたりでもすらすら解いていきますし、英文法の教科書の1単元を1時間くらいで解いてしまいます。3年前に英語を教えた当初はbe動詞もあいまいで、問題文に出てくる漢字を読むのにも苦労していました。継続は力なり、彼がまさにこの言葉を体現しています。

ほかにも、中学3年間の内容をほぼ終えてしまったお子さん、1回3時間の授業をほとんど休憩も取らずに頑張ったお子さん、家では集中できぬからと塾の自習室で頑張ったお子さん、数学の問題を200問以上解いたお子さん、100個の英作文を書けるようになるまでノートに練習したお子さん、不規則変化動詞を「大変だ~」と言いながらも完璧に覚えたお子さん、部活動の練習で忙しい中問題集をコツコツ自分で進めたお子さん、合格点80点が取れるまでひたすらテストに取り組んだお子さん、文化祭の準備と宿題を頑張っていたお子さん。夏休みの間、みなさんそれぞれ頑張っていました。2学期にその努力が実を結びますように。

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